日本の伝統=のぼり旗
祭礼などで掲げられる神社のぼり。のぼり旗として有名なのは、戦国大名武田家の軍旗「風林火山旗」と「諏訪明神旗」。
のぼり旗の起源は古く、弥生時代に魏の国から卑弥呼に贈られた旗が起源と言われています。
このことは「魏志倭人伝」の中でも取り上げられておりますが、元来は戦に使ったものでした。
旗が現在ののぼりのような形状になったのは、応仁の乱(1467年~1477年)のころで、敵と味方を区別するために竿に旗を固定したものなりました。
やがて、ありかを示すものとして大型化していったのです。
時はくだり、現代でも奉納のぼりや神社のぼりは日本の風土に欠かせません。のぼりが立って、祭囃子が聞こえ出すといても立ってもいられなくなる方も多いハズ。
奉納のぼりは、赤字に白文字、神社のぼりは白地に黒文字が使われているのが特徴です。
それぞれ、神社名や奉納する神仏の名前などが染められています。
デジタル技術+捺染で伝統美を復活
手書きの文字でも、手書き風の文字でも捺染で染めることは問題ありません。アナログをデジタルデータ化することには、変わりがありません。
デジタル化することができれば、その意味では、インクジェットプリントで仕上げることも、もちろん可能です。
同じものをたくさん作るのであれば、そちらをお薦めします。
単品制作であれば、捺染がお薦めです。
人の手で仕上げるからこそ、文字に魂をいれることができます。
表情を作り出すことができます。
インクジェットプリントはいうまでもありませんが、捺染でも単一の色は単一のトーンを求められてきました。色ムラなどはもってのほか。色ムラをおこさないように仕上げるのがプロの技でした。
しかし、手書きの文字は筆の勢いで力強さや優美さが表現されます。黒の中にさまざまなトーンを持たせることにより文字に表情がでます。
当社の「職人技」で、あえて、トーンをつけ加えることもできるのです。
伝統あるのぼりが切れてしまった。
実は結構よくあることなのです。部分的な裂け目であれば、修復ができる場合もありますが、写真のように、完全に切断されてしまうと、縫い合わせようとしても文字が変形してしまうので、修復は難しいです。
当社の技術で、新しい布に再生させることもできるようになりました。
切れてしまったのぼり(左)と再生したのぼり(右)







